先日拒食症の友人と会ってきた
彼女は専門的に言う所の、過食嘔吐有りで吸収ができないタイプ。
フラフラ歩く姿が見ていて心配だが、とてもいい子で一緒にいて楽。
食についてお互いこだわりが強いので、無理に食べることを強要してこないし、わたしもしない。
心配だったのが、長く歩いて倒れないか、と言う点。
私はランチ時にサンドイッチを食べたくさん歩いていたのでチョコスナックもつまんでいた。
その間彼女は水と珈琲と紅茶のみ。
人一倍気を使ったり我慢してしまう摂食障害者。
私なんかより全然そおいう面が強いので時折ハラハラ。
スナックをつまんでる時も
「食べる?」と何度か聴きたくなった
でもそれを嫌がるのは自分の経験上もわかってるので聞かなかった。
周りから見たら
「食べる?って聞くくらいできるだろ、冷たいやつだ、ケチだ。」
と思われるかもしれない。
けど、本当は彼女も食べたいと思う
でも、食べることが許せない
食べたら太ってしまう、せっかく人並み以上に痩せた体に価値を見出せたのに
太ったら自分の価値がまたわからなくなり、最悪崩れてしまうかもしれない。
そういう心境になるとわかってて食べ物を進めることを私はできなかった
体のために「食べなよ」と言うのは、他者からみたら簡単かもしれない
それが本当の意味での思いやりかもしれない
でも同じ経験をしている私は、それはできない、酷すぎると思ってしまう。
彼女とはまた来月に会う予定。
根掘り葉掘り聞くのも悪いかなとできなかった深い話ができたらなと思う。
言葉にするのが難しい感情を言葉にして人に話したいと思っている。
もしかしたら彼女もそうなのかもしれないと思うから。